相手が持つ印象。

第一印象の重要性

ユキネコが生業としている相談業務を行うにあたり、気を付けている事があります。

それは「相手にどの様な印象を与えているか？」といった事です。

・・・常に人の目を気にして生きているという訳ではないですよ？

相手との信頼関係を築き、円滑にコミュニケーションを取っていく為に意識している部分になります。

特に初対面の時は普段以上に注意しています。つまり、相手に与える第一印象に関して注意しているという事です。

何故か？

それは、この第一印象というのが「相手にとても強く印象として残る」からです。

メラビアンの法則

皆さんは「メラビアンの法則」という言葉を聞いた事があるでしょうか？

大まかに言うと、相手から矛盾した情報を与えられた時に①視覚情報②聴覚情報③言語情報の優先度を表した物になります。

それぞれが与える印象の割合は下記の感じです。

①視覚情報　５５％

②聴覚情報　３８％

③言語情報　　７％

ユキネコが初めてこの法則を知った時には、この偏り具合に驚いた覚えがあります。

各情報の内容としては・・・

①視覚情報：

表情・身振り手振り・外見等

②聴覚情報：

話し方・声の抑揚等

③言語情報：

会話の内容・言葉の意味合い等

それぞれの情報において、この様な違いがあります。

つまり、自分の目の前にいる相手に与える印象としては視覚情報が優先される割合が高くなるという事です。

さて、皆さんのこれまでを振り返ってみて下さい。

入学した時・就職した時等、初対面の方が居た場合に何でその人の印象を決めていたでしょうか？

もちろん関わりを持っていく中で、相手の話し方を心地よく感じたり、話している内容に共感して付き合いが続いていく方も居る事でしょう。

ただ、第一印象を決める情報は目から入ってくる視覚情報になる方が多い事と思います。

例えば、表情が暗い方になかなか話し掛けづらいなと感じたり、服装等が自分のタイプと違う場合に少し線を引いてしまう等々・・・。

パッと見た時の情報で、自分の価値観と照らし合わせて判断する・・・というのが第一印象になるのだとユキネコ的には思います。

今お伝えした様に価値観という要素がある為、同じ人を見た時の第一印象も個人差は出てきます。

十人十色、印象って面白いですよね。

コミュニケーションで意識する事

各情報の割合は先述の通りになります。

その為、下記の様なケースの場合はどうなるのか？の一例です。

１：暗い表情で抑揚のない声で「とても助かりました。ありがとうございます。」という言葉。

暗い表情(視覚情報)と抑揚のない声(聴覚情報)がマイナスな為、言葉(言語情報)はポジティブな内容だが、印象としてマイナスなものになってしまう。

２：満面の笑み(視覚情報)を見せながら、怒り口調(聴覚情報)で「なんて事をしてくれてるんだ」という言葉。

聴覚情報と言語情報はネガティブな感じだが、視覚情報はポジティブな為、印象としてはプラスになる可能性あり。

あくまで一例です。

先述の通り十人十色なので、必ずしもこの限りではないとは思っています。

笑顔で怒る、怖い印象の方も居ますからね・・・。

あくまで優先割合のお話です。

ただ、これらの情報を全てプラスな要素で活用する事で、コミュニケーションに活用する事は出来ると思います。

視覚情報：笑顔で、必要に応じて身振り手振りを使用

聴覚情報：明るく聞き取りやすい声

言語情報：相手に分かりやすい言葉で伝わる様に話す

上記の様な要素を、ユキネコは意識して行っています。

特に初対面で、これから信頼関係を築いていく方に対しては注意して行っています。

最終的には、相手がどの様に受け取るかにかかってきますが、自身で出来る最大限の事は行っておいて間違いないと思います。

今回は「印象」に関して書かせていただきました。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

それではまた。

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